2019年度


土壌調査@福井県大野市(11/2-4)

福井県大野市で土壌調査を行いました。今回は建設整備課の皆様のご協力のもと、土壌断面を重機で作成していただきました。そのため、効率良くサンプリングでき、多くの試料が得られました。これから分析が忙しくなりそうです。また、3年生は初めての調査でしたが、モチベーションが高く、即戦力として一生懸命サンプリングしてくれて大変助かりました。

 

大野市で調査を始めて3年目ですが、今回初めて大野城に登りました。また、南部酒造に訪問することも叶い、大野市を満喫することができました。

 

最後に、大野市役所湧水再生対策室の皆さまには調査地の選定から当日の断面作成まで大変お世話になりました。心より感謝いたします。

左:重機を使って土壌断面を作成、中:5cm毎に100ccサンプラーで土壌を採取、右:水田の土壌断面


ジョイントセミナー@高雄市(9/10-13)

本学では国立台湾大学をはじめとする台湾の大学とのジョイントセミナーを毎年夏に開催しており、今年は台湾の高雄市で開催されました。昨年度は色々とありましたが、今年度は無事に終えることができました。コンビナーのLiao先生に感謝します。

左:柳井教授による挨拶、中:当研究室の学生のポスター発表(台湾の大御所に堂々と発表していました)、右:月世界での集合写真


黒ボク土のサンプリング@金沢市野田山(5/30~31)

今年度に入り初のサンプリングでした。目的は卒業研究で使用する野田山の黒ボク土の採取です。

今回のサンプリングサイトである野田山は犀川河岸段丘の高位面に位置し、南関東の武蔵野面に相当する段丘面とされています。

 

野田山には70cmにもおよぶ真っ黒なA層を有する黒ボク土が堆積しており、A層の下は200cm付近まで黄色い粘土質の層、その下は砂礫層(凝灰岩)となっています。私が学生時代に黒いA層を調べたところ、14C年代が1710~5115BPであることや、C4植物由来の炭化物が大量に存在することなどが分かってます。また、粘土鉱物の組成は2:1型やカオリン鉱物が主体であり、アロフェンやイモゴライトなどのSROはほとんど含まれていないことも分かってます。

 

今回は2日間かけて、砂礫層に到達するまで100ccサンプラーを用いて5cm毎に試料を採取しました。ちなみに、1つの層につき100ccサンプラーを3つ打ち込み、10cm毎にルミネッセンス用の試料も採取し直しました。その結果、今までで一番しんどいサンプリングとなりました・・・どのような卒業研究になるのか楽しみです。

 

今回のサンプリングには当研究室のメンバー以外の方にもご協力して頂きました。皆巳研の村井さんには賑やかな雰囲気をつくって頂きありがとうございました。村井さんのおかげで途中で心が折れずに最後までサンプリングすることができました。本学院生の半田さんも忙しいところ手伝っていただきありがとうございました。 

左:掘りはじめは今回の試料を卒業研究に使う学生から、中:ルミネッセンス用の試料を採取、右:最後は皆で記念撮影(身長177cmの私が穴にすっぽりと収まっています)


2018年度


卒業式(3/21 春分の日)

卒業おめでとう!3/21は本学の卒業式でした。当研究室で学んだことを次のステージで活かしてほしいと思います。卒業記念パーティーでは当研究室の渡邊が学生の代表挨拶を務めました。堂々としてかっこよかったです。


能登スーパーサイト(NOTOGRO)の視察(1/10)

能登半島の先端(石川県珠洲市)にある大気観測の拠点「能登スーパーサイト(NOTO Ground-base Research Observatory:NOTOGRO)」に共同研究者の大河内先生(早稲田大学)と大河内研の光川さん(修士1年)と訪問しました(左写真:左から大河内先生、松木先生、勝見)。

 

これまで私達の研究グループは、大気中の水溶性有機物の大部分を占めるフミン様物質の大気中濃度、起源、物理化学特性の解明を目的に、大都市、山間部森林域、自由対流圏(富士山頂)で観測を行ってきました(山之越ら2014;Katsumi et al. 2018)。自由対流圏高度に位置する富士山頂ではバックグラウンド濃度と越境大気汚染の影響解明を目的としていますが、観測は夏季しか行えず、越境汚染の影響が強い冬季から春季の観測はできていませんでした(Katsumi et al. 2019)。今回訪れた能登スーパーサイトは国内人為汚染の影響を受けにくく、通年観測も可能であるため、我々が求めている質の高い試料やデータが得られる条件が揃っています。

 

本年度から金沢大学の環日本海域環境研究センターの共同研究に採択され、能登スーパーサイトにて大気エアロゾルのサンプリングを行っています(右写真:一番左のハイボリュームエアサンプラーは私が科研費で購入したもの)。本プロジェクトにおいて当研究室は採取した試料に含まれるフミン様物質の化学構造解析と同位体分析を担当しており、共同研究者のデータと統合することで、越境由来のフミン様物質の特徴や健康リスクについて明らかにしようとしています。

 

最後になりますが、金沢大学の松木先生にはお世話になりました。心より感謝いたします。


熊木川流域の土壌調査@石川県七尾市(12/4)

能登半島七尾湾に注ぎ込む熊木川の集水域において、金沢大学環日本海域環境研究センター低レベル放射能実験施設と共同で土壌断面調査を行いました。

 

本研究は、流域の管理(森林や水田の管理or放棄)の違いが河川・沿岸域への土壌粒子の供給に与える影響を評価することを目的としており、放棄林・管理林・自然林の計3地点でサンプリングを行いました。朝の8時から昼の14時まで休憩せずに3地点掘ったので、最後は皆さん相当疲れ果ててました。

 

金沢大学LLRLの長尾先生、落合先生にはお世話になりました。心より感謝いたします。 


土壌とサトイモの調査@福井県大野市(11/7)

福井県大野市において土壌とサトイモの調査 (+中野先生の河川水のサンプリング)を行いました。

 

福井県大野市は天空の城『越前大野城』や美味しい『地下水』が有名ですが、『上庄サトイモ』という非常に美味しいサトイモの産地としても有名です。今回は上庄サトイモの美味しさを生み出していると考えられている『土壌』に着目した研究を行うため、土壌とサトイモのサンプリングを行いました。

 

今回の調査は3年生中心の初サンプリングということで、初めは少し心配していましたが、最後には彼らも土にまみれながらサンプリングしており、大変頼もしく見えました。また今回、3年生たちは河川水の採水方法も習得できたので、次は大気関連のサンプリング実習ですかね。 

 

最後に、大野市役所湧水再生対策室の皆さまには調査地の選定から当日の運転まで大変お世話になりました。心より感謝いたします。

  


北陸地方に分布する非アロフェン質黒ボク土の調査@野田山(10/24)

北陸地方に分布する黒ボク土の火山灰の起源や堆積速度などを明らかにすることが目的に、金沢市野田山で調査を行いました。

今回はルミネッセンス測定用の試料を採取するために土壌断面にパイプを打ちこんだのですが、なかなかうまく打ち込めず苦戦しました。また、地下1m70cmまで掘り進めたので、学生の皆さんは翌日壮絶な筋肉痛になったようです。

 

実はこのサイト、私(勝見)が土壌断面調査デビューした場所です。故・米林先生と冗談を言い合いながら調査したのがついこの前の事のように思い出されます(実際は10年ほど前ですが)。

 


土壌調査合宿@能登島(10/15~16)

能登島において農地環境学研究室(百瀬研)と合同で土壌調査の合宿を行いました。新しく研究室に配属された3年生たちに土壌調査方法やモノリス作りを4年生たちが伝授してくれました。また、昼はBBQ、夜は能登島で捕れた新鮮なお魚とお酒を堪能しました。

 


ジョイントセミナー@函館(9/3~6)

本学環境科学では国立台湾大学をはじめとする台湾の大学とのジョイントセミナーを毎年夏に開催しており、今年は函館市で行いました。開催中は台風や地震など災害に見舞われましたが、無事終えることができました。


大野市地下水調査(8/31)

早稲田大学、岡山大学、弘前大学と合同で大野市において地下水・湧水を採水しました。主要成分や微量元素のほか、多元素同位体比(ストロンチウムや水素、酸素など)やラドンなどを測定します。


富士山夏季集中観測(7/21~23)

富士山頂における大気観測に今年も参加しました。高山病で苦しみました。。。


土壌調査合宿@石川県農業試験場能登分場(6/22~23)

能登分場(石川県穴水)において農地環境学研究室(百瀬研)と合同で土壌調査&モノリス作成の合宿を行いました。当日はOBの西山君と菅原君も参加してくれました。勝見はいつもの通り二日酔いで役立たず・・・